出っ歯とは?

日常でもよく耳にする表現だと思います。実際、どういう状態かというと上の前歯が下の前歯より大きく飛び出した状態です。正常な状態でも上の前歯は下の前歯よりも前にありますが、上の前歯と下の前歯当たらないくらいに上の前歯が突出しています。
前歯での咬み合わせが悪く、噛み切れない、上の顎に下の前歯が当たるなどをおこすことがあります。

出っ歯の原因

1つの原因で起きるというよりは複数の原因が積み重なっておきることが多いです。
指しゃぶりで上の前歯を押し出したり、舌を上の前歯と下の前歯の間に押し付けるような習慣があったり、頬杖をつくなどの習慣性の原因が考えられます。
また、遺伝的に骨格に問題があるためにおきることもあります。

出っ歯をそのままにするリスク

上の前歯が突出した状態にあるので、口が閉じにくく、口の中や歯茎が乾燥した状態になります。口の中は唾液で満たされた状態にあることで、バランスを取っています。
乾燥した状態になると唾液の自浄性や免疫力がなくなるので、虫歯や歯周病になりやすくなり、外部から入ってくる細菌やウィルスに対する免疫力が弱くなりなす。
また、口が閉じにくいことで口呼吸をするようになります。口呼吸では鼻呼吸と違い、外気をそのまま肺に吸い込んでしまいます。フィルターのない状態で呼吸をしているので、外気の成分を吸収し、ガゼやアレルギーに対して抵抗が弱まります。

出っ歯の治療例

インビザラインでは、出っ歯を改善するために歯根を唇側から押す力を加えることができます。この動きをルート・リンガル・トルクといいます。
アライナーの形状だけではなく、さらに力を加えるためにアライナーの裏側に突起が付いています。アライナーに裏側に突起がついているので、歯を内側に絞るような力がよりかかります。

治療前

治療後

 

でこぼこだった下の歯は綺麗にならんで、上の歯も綺麗です。気になっていた口元もさがってすっきりしました。
かなり明るくなった印象です。

  • 治療期間:2年9ヶ月
  • 総額:85万円