矯正可能かどうか
矯正可能かどうかは、重篤な歯周病がないかどうかにより、判断されます。
歯周病で歯がぐらぐらしている場合は、矯正に耐えられません。まず、歯周病の治療によって矯正可能な口内の状態を作ってから、治療に取りかかります。
矯正を始める年齢を気にされる方もいらっしゃいますが、重篤な歯周病がなく歯が残っていれば、40代50代を過ぎてからでも矯正可能です。なかには、70代の方もいらっしゃいます。矯正後何十年、自分の歯で生きていくことを考えれば、決して遅くはありません。
矯正治療が必要なケース
矯正治療が必要なケースとして考えられるのは、歯並び以外の症例では、下あごが前に出て下の前歯が上の歯より出ている「受け口」の傾向が強い方、前歯にすき間がある方です。
前歯でしっかり噛めないことから奥歯だけに負担がかかってしまい、そのまま放置しておくと、奥歯を失う可能性が高くなります。
抜歯矯正について
抜歯について、当医院では出来る限りしない方針です。
歯のすき間が少なく、歯が綺麗に並ぶスペースを確保することが難しい場合、スペースを作るために前から4番目の小臼歯を上下4本抜歯することがあります。
抜歯をすることで、矯正が容易になったり、歯並びの影響で口が前に出て見える印象の方の場合、口元がスッキリして見えるなどの効果があります。
しかし、逆に抜歯によって前歯の位置が後ろに下がり過ぎてしまい、口元のシワが目立ってしまうこともあります。
インビザラインでは、シミュレーションによって、歯並びがどうなるのかを事前に確認でき、前歯の位置を調整する ことができます。ですから、抜歯したときにどのようになるのか、抜歯しなかった場合にどのようになるのかを事前に確認でき、歯の動かし方をご自身で納得し て決めることができます。
当院では、なるべく抜歯せずに矯正できるように治療計画を立てさせていただきますが、もちろん、シミュレーションを見て納得いただいた上で抜歯をしてからの矯正治療を行うことも可能です。
親知らずの抜歯については、小臼歯の抜歯とは別に必要なことがあります。
大人の矯正
成人は歯の周りの骨がしっかり固まって閉まっているため、歯が動きにくく、子どもの矯正と比較すると、時間がかかります。また、成長の余地がないため、スペースを確保するために抜歯を行う可能性はどうしても上がってしまいます。
絶対抜きたくない、という場合は、抜かない範囲でのシミュレーション動画を見ていただき、その矯正結果に満足できるようなゴールを設定し、矯正を進めさせていただきます。
男性の矯正について
矯正は子どもの頃にするものであって、成人してから男性が矯正するのはなんだか恥ずかしいという意見も少なくありません。
インビザラインによる矯正治療は、見た目に全然分からないので、成人男性の実績が多くあります。
就職活動のために治療される方も多いですが、就職活動中でも気にすることなく、矯正治療を受けられます。
妊婦さんの矯正について
当医院では、妊娠中の方でも矯正治療をお受けしております。
妊娠中はホルモンバランスの変化により、口の健康状態が悪化し虫歯になりやすいと言われており、治療には細心の注意が必要となります。
取り外しが可能なインビザラインは、つわりがひどい場合は外すことができるので、妊婦さんの身体に負担をかけることなく、衛生的に矯正治療を進めることができます。
子供の矯正
小児矯正のメリット
大人の歯に生え変わる前のお子さまは、歯の誘導が大人に比べて容易で、矯正期間も短く済みます。小さいお子さまの場合、就寝時のみ装置をつける方法で矯正できる場合が多いです。そのため、なるべく小さい頃から矯正をはじめることをおすすめしています。
小児矯正を始める時期
お子さまの上の前歯2本と下の前歯4本が大人の歯に生え変わればいつでも矯正を始めることができます。
7歳位が目安です。
この段階で歯並びをある程度きれいにしておけば、永久歯がまっすぐに出てきやすいので、大人の歯での矯正の本格的治療がスムーズになります。その結果、お子さまの体への負担も軽減できますし、治療費を安く抑えられることにもつながります。
子どもの矯正は歯を並べやすい状態に導いておく準備段階と考えていただくといいでしょう。
当院の治療方針
あまり痛みのない矯正治療といえ、お子さまは歯医者に行くことを最初は嫌がります。そんなお子さまが不安にならないよう、当院ではお子さまと同じ目線に立ち、お子さまのペースに合わせて無理することなく、治療を進めます。
お子さまの矯正治療では、治療開始から本格的な矯正が終わるまで10年以上のお付き合いになることもあります。時間を要しますが、わが子の成長を見届ける親代わりになったつもりで取り組んでいます。
インビザライン・矯正費用は?
平日17~19時と土曜以外の時間帯で適応
※2018年10月1日以降に矯正治療成約(矯正診断票にサイン)をいただいた方のみ対象
※それ以前にご成約いただいた方で対象となる方への返金は、申し訳ありませんがございません。
マウスピース矯正の代表格インビザライン矯正システムを最大限用いたマウスピース矯正治療
インビザラインシステムの中で、特に前歯部に特化したシステムを用いた、限局的なマウスピース矯正治療
インビザライン矯正治療を、主にご自宅で受けていただくプランです。
通院数は最少で2回で済むこともありますが、平均は3回〜6回ほどです(半年〜一年に一度のご来院頻度)。
・矯正治療中もしくは治療済みの患者様が対象となります。
・ワイヤー矯正、インビザライン、キレイラインの矯正が対象です。
・インビザラインの場合、アライン社所定の転医手続きを完了し、当院規定の諸条件を満たした場合、20万円を返金いたします。
・矯正治療済みの患者様が対象となります。
・準備矯正のみ、もしくは、部分矯正(MTM…Minor Tooth Movement)、iGO矯正システムからの移行が完了している場合
・矯正治療済みの患者様で、特に後戻りが大きい方が対象となります。
拡大床の適応は主に7~12歳
拡大床の適応は主に7~12歳
拡大床の適応は主に7~12歳
拡大床の適応は主に7~12歳
※1転院について
KDCグループ関連院からの転院
再治療・インビザラインの治療途中転院の場合:20万円負担
一期途中の転院場合:費用負担なし
二期からの場合:費用発生あり
他の医院からの転院
リトライ矯正が適用されます。
※2インビザラインの治療中の場合
インビザラインドクター転院手続き完了し、その有効期限内の治療に限る場合は20万円返金いたします。
(期限を過ぎた場合や、過ぎることが予測される場合は、返金無し)
総額:診断、毎回のチェック費用、保定上下1個ずつまで
装置の破損・紛失、歯の萌出による作成は別途1万円(1つにつき)