Zenyum(ゼニュム)は、通院回数を抑えながら歯並びを整えられるマウスピース矯正として注目されています。一方で、「本当に効果はあるの?」「口コミは良いの?」「料金は安いのか高いのか分からない」と不安を感じている人も多いのではないでしょうか。
マウスピース矯正は自己管理が重要な治療法だからこそ、実際に利用した人の評判やデメリットまで把握したうえで選ぶことが大切です。本記事では、Zenyum(ゼニュム)の基本情報・料金プラン・良い口コミ・悪い口コミを整理し、他社とも比較しながら特徴を解説します。
Zenyum(ゼニュム)の基本情報

Zenyum(ゼニュム)は、シンガポール発のマウスピース矯正サービスです。創業から約4年でアジア9ヵ国へ展開しており、アジア最大級の規模で広まっていて、安心して利用できると評判です。日本では2021年に株式会社Zenyum Japanが設立されました。
代表取締役社長は伊藤祐氏が務めています。日本国内では全国の歯科クリニックと提携し、通院回数を抑えた矯正治療を低価格で提供している点が特徴です。治療計画には3Dシミュレーションや専用アプリを活用し、治療状況をオンラインで管理できます。
提携クリニックは2025年時点で25院程度あり、東京・大阪などの主要都市を中心に展開されています。費用はプランによって異なり、29.7万円~66万円が目安です。治療期間は症例により差がありますが、約6~15カ月が一般的とされています。
| 運営会社 | 株式会社Zenyum Japan |
| 提携クリニック数 | 25院程度(2026年現在) |
| 主なエリア | 東京・大阪など主要都市 |
| 費用 | 約29.7万円〜66万円(税込) |
| 治療期間 | 約6〜15ヵ月 |
Zenyum(ゼニュム)の怪しい口コミ・評判とデメリット
Zenyum(ゼニュム)は通院負担の少なさや価格面で評価されていますが、一方で提携クリニックの地域偏在や対面診療の少なさに不満の声も見られます。また自己管理が前提となるため継続力が求められ、診断時に適応外と判断されるケースもあります。
本章では、口コミをもとにデメリットを整理します。
提携クリニックが近くになかった
無料診断は魅力的でしたが、最寄りの提携クリニックまで片道2時間以上かかりました。初回検査やマウスピース受け取りで数回通院が必要になり、交通費と時間の負担が想像以上。都市部向けのサービスだと感じました。
(30代・会社員)
Zenyum(ゼニュム)は全国展開を進めているものの、提携クリニックは東京・大阪などの主要都市に集中しています。そのため、地方在住者にとっては通院可能な医院が限られ、「近くにない」という不満につながりやすい点が課題です。
治療はアプリ中心で進行しますが、精密検査やマウスピース受け取りのために2〜4回の来院が必要になります。距離がある場合、交通費や移動時間が積み重なり、利便性の高さが十分に活かせないケースもあります。
検討の際は、通院回数だけでなくアクセス面まで含めて判断することが重要です。
直接先生と話をしにくい
基本的な連絡はアプリのチャットが中心で、直接先生と話す機会が少ないと感じました。質問しても一度スタッフを介する形になるため、細かい噛み合わせや歯の動きについて、その場で医師に確認できない点が不安でした。
(40代・自営業)
Zenyum(ゼニュム)はオンライン完結型を強みとしており、治療中のやり取りは専用アプリが中心です。そのため、歯科医師と頻繁に対面で相談したい人にとっては、物足りなさを感じやすい傾向があります。
クリニックで医師と直接話せるのは、精密検査やマウスピース受け取り時が主となり、治療途中の細かな調整希望はチャット対応が基本です。効率性を重視する人には向いていますが、常に対面で確認しながら進めたい場合は、通院型矯正の方が安心につながるでしょう。
自己管理が大変
毎日20〜22時間の装着と10日ごとの交換を自分で管理するのが想像以上に大変でした。忙しくて交換日を忘れると、次に装着したとき痛みが強く出ることもあります。無意識の甘噛み癖でマウスピースがずれてしまい、自己管理の難しさを実感しました。
(20代・営業職)
Zenyum(ゼニュム)は通院回数が少ない反面、治療の進行を日常的に自己管理する必要があります。1日20〜22時間の装着や10日ごとの交換を守れないと、歯の動きに遅れが生じ、痛みや違和感が強まる原因になります。
専用アプリのリマインダー機能で管理はできますが、仕事が不規則な人や生活リズムが安定しない人ほど、装着忘れや交換遅れが起こりやすい傾向です。結果としてモチベーションが下がり、治療継続が負担となるケースもあるため、自己管理に自信があるかを事前に見極めることが重要です。
無料診断で断られてしまった
無料オンライン診断を受けたものの『症例対象外』『重度の噛み合わせ』として断られてしまいました。簡単に始められると思っていたので期待外れでしたし、写真撮影や入力の手間が無駄に感じました。もう少し事前に条件を分かりやすく示してほしかったです。
(30代・事務職)
Zenyum(ゼニュム)の無料オンライン診断は、適応症例を厳密に選別する仕組みとなっており、永久歯が生えそろっていない場合や13歳未満、重度の咬合異常や骨格的問題があるケースは対象外となります。
そのため「手軽に始められる」と考えて申し込んだ人ほど、断られた際の落胆が大きくなりがちです。一方で、この判断は無理な治療を避けるための安全面を重視した結果ともいえます。
事前に適応条件の把握し、必要ならば対面診療の矯正歯科もあわせて検討することで、時間や期待のギャップを減らすことができます。
Zenyum(ゼニュム)の良い口コミ・評判とメリット
Zenyum(ゼニュム)は、低価格で始めやすいマウスピース矯正として高い評価を集めています。Googleレビューでは平均4.8点以上と満足度が高く、通院回数を最小限に抑えられる点や、アプリを活用した手軽な管理、装着しても目立ちにくい点が好評です。
通院の手間がほぼない
仕事が忙しくて通院できるか不安でしたが、最初の検査と受け取り以外はほぼ通わずに済みました。アプリで経過確認ができ、質問にもすぐ返信が来るので安心です。地方在住でも問題ありませんでした。
(30代・IT企業勤務)
Zenyum(ゼニュム)は、通院回数を最小限に抑えた矯正スタイルが大きな特徴です。基本的な通院は精密検査とマウスピース受け取りなどの2〜4回程度で、その後は専用アプリを使って歯の動きや装着状況を管理します。
写真をアップロードすることで歯科医師がチェックする仕組みのため、頻繁にクリニックへ足を運ぶ必要がありません。ワイヤー矯正のように月1回以上の通院が求められる治療と比べると、時間的・心理的負担は大幅に軽減されます。
仕事や学業で忙しい社会人や、近くに提携クリニックがない人にとって無理なく続けやすい点が高く評価されています。
事前の3Dシミュレーションでゴールが明確
最初に3Dシミュレーションで治療後の歯並びを見せてもらえたのが決め手でした。完成イメージが具体的だったので、不安より楽しみの方が大きかったです。ゴールが分かると装着も前向きに続けられました。
(20代・販売職)
Zenyum(ゼニュム)では、オンライン診断後に3Dシミュレーションを用いて、治療完了時の歯並びを事前に確認できます。矯正は長期間に及ぶため、「本当にきれいになるのか」という不安を抱きやすい治療ですが、完成イメージを可視化することで疑問や迷いを減らせます。
ゴールが明確になることで治療への納得感が高まり、途中でモチベーションが下がりにくい点もメリットです。さらに、治療計画と料金があらかじめ提示される固定料金制と組み合わさることで、仕上がりと費用の両面で見通しを立てやすくなります。
結果として「想定外が少ない矯正」といった評価がなされており、満足度向上につながっています。
アプリのチャット返信が驚くほど早い
アプリのチャット返信が本当に早くて驚きました。装着時間や違和感を相談したら、その日のうちに丁寧な返答があり安心できました。通院できない分、不安が大きいと思っていましたが、この対応なら問題ないと感じました。
(30代・IT系会社員)
Zenyum(ゼニュム)の専用アプリでは、治療中の疑問や不安をチャットで気軽に相談できます。口コミで特に評価されているのが返信スピードの速さで、数時間以内、早い場合は当日中に回答が届くケースも珍しくありません。
マウスピースの装着感や交換タイミングなど、些細な疑問でもすぐに確認できるため、自己判断によるミスを防ぎやすいです。オンライン完結型の矯正治療は「途中で放置されるのでは」と不安に感じる人もいますが、迅速で親切なサポート体制が不安を払拭してくれています。
結果として治療中のストレスや挫折を軽減し、最後まで続けやすい環境が整えられています。
装着感が自然でマウスピース矯正中だと忘れる
装着しているのを忘れるほど自然でした。薄くて透明なので会議中も全く気付かれず、会話や発音への影響も感じません。最初の数日は違和感がありましたが、すぐ慣れて痛みも気にならなくなりました。
(20代・営業職)
Zenyum(ゼニュム)のマウスピースは、薄く透明度の高い素材を採用しており、装着中でも目立ちにくい点が大きな特長です。口コミでは「仕事中でも気付かれなかった」「長時間つけていてもストレスが少ない」といった声が多く見られます。
ワイヤー矯正と比べて口腔内の違和感や痛みが抑えられやすく、日常生活に溶け込みやすい点が評価されています。また、食事の際は必ず外す必要があるため、干渉が減ったという声もあり、生活習慣の見直しにつながった例もあります。
このような装着感の自然さが、無理なく治療を続けられる理由のひとつとなっています。
マウスピースをなくしてもすぐに注文できる
外出先でうっかりマウスピースをなくしてしまいましたが、アプリからすぐ再注文できて助かりました。操作も分かりやすく、サポートの返信も早かったです。治療が止まる不安を感じずに済みました。
(30代・事務職)
Zenyum(ゼニュム)では、マウスピースを紛失した場合でも専用アプリから簡単に再注文できる仕組みが整っています。口コミでは「慌てずに対応できた」「オンライン完結で手続きが早い」といった評価が多く、トラブル時の安心感につながっています。
マウスピース矯正は装着の継続が重要なため、紛失による治療中断は大きなリスクになりがちです。しかし、再注文のハードルが低く、サポートも迅速に対応してくれる体制があることで、治療ペースを保ちやすくなります。
万全のサポート体制によって、オンライン型矯正に不安を感じる人でも安心して続けられる理由となり、全体的な満足度を押し上げています。
Zenyum(ゼニュム)の料金プラン
Zenyum(ゼニュム)は、軽度から比較的複雑な歯並びまで対応できる固定料金制のマウスピース矯正を採用しています。プランは3種類に分かれており、治療範囲に応じた明確な価格設定が特徴です。
| 料金 | 適応症例 | 治療期間 | |
|---|---|---|---|
| ゼニュムクリア | 324,500円 | 軽度〜中等度の歯並びの乱れ、前歯中心の部分矯正 | 約6ヶ月 |
| ゼニュムクリアプラス | 575,000円 | 中等度〜重度の症例、上下全歯の全顎矯正 | 約10ヶ月 |
| ゼニュムクリアプラス+ | 660,000円 | 重度・複雑な症例、噛み合わせを含む全顎矯正 | 約15ヶ月 |
- 軽度〜中等度の歯並びが気になる人:ゼニュムクリア
- 前歯だけ矯正したい人:ゼニュムクリア
- 中等度〜重度の歯並びの方:ゼニュムクリアプラス
従来の矯正より費用を抑えつつ、クレジットカード払いや分割払いにも対応しています。本章では、各プランの内容や追加費用の有無について詳しく解説します。
ゼニュムクリア
ゼニュムクリアは、軽度から中等度の歯並びの乱れに対応するマウスピース矯正プランです。上下合計で最大20本の歯を対象とし、治療では最大20枚のマウスピースを段階的に交換しながら歯を動かします。
料金はキャンペーン適用時で297,000円、通常価格は324,500円に設定されています。治療期間の目安は約6ヶ月で、前歯のガタつきやすきっ歯など部分的な矯正を希望する人に適した内容です。
対象年齢は13歳以上で、永久歯がすべて生え揃っていることが条件となっており、短期間かつ費用を抑えて矯正したい人に選ばれています。
ゼニュムクリアプラス
ゼニュムクリアプラスは、歯並び全体を整えたい重度症例にも対応するマウスピース矯正プランです。上下すべての歯を対象とし、治療では最大30枚のマウスピースを用いて段階的に歯を移動させます。
料金はキャンペーン適用で550,000円、通常価格は575,000円となっており、治療期間の目安は約10ヶ月です。全顎矯正でありながら費用を抑えられる点が特徴で、経過確認や相談は専用アプリを通じて行います。
通院回数を最小限にしつつ、効率的に歯並びを改善したい人に適した内容といえるでしょう。
ゼニュムクリアプラス+
ゼニュムクリアプラス+は、歯の重なりが強い場合や噛み合わせを含めた調整が必要な複雑な症例に対応する上位プランです。上下すべての歯を対象に、最大45枚のマウスピースを用いて段階的に歯列を整えていきます。
料金は660,000円(税込)の固定制で、治療期間の目安は約15ヶ月とされています。症例の難易度にかかわらず費用が変わらないため、途中で追加費用が発生しにくい点が安心材料です。
専用アプリを活用した経過管理により、通院回数を抑えながら治療を進められる点も特徴といえるでしょう。
Zenyum(ゼニュム)に追加料金はある?
Zenyum(ゼニュム)は固定料金制を採用していますが、治療内容に応じて一部追加費用が発生します。
- 初診料・再診料 10,000円程度
- 精密検査料 22,000円~33,000円程度
- 治療完了後に後戻り防止用リテーナー代 1セット27,000円
- 治療計画内でのマウスピース追加やリファインメント 原則無料
主なものは精密検査料で、22,000〜33,000円程度が目安となり、キャンペーン適用により実質無料となる場合もあります。クリーニングなど提携クリニック独自の処置費用が加算されることもあります。
一方、治療計画内でのマウスピース追加やリファインメントは原則無料で、総額は事前に提示されます。分割払いにも対応しており、費用面の不安を抑えやすい仕組みです。
Zenyum(ゼニュム)のマウスピース矯正の症例
Zenyum(ゼニュム)のマウスピース矯正の症例を見ていきましょう。

Zenyum(ゼニュム)では上記の症例において、マウスピース矯正で歯並びが改善されるとされています。ただし症状の重度によっては、マウスピース矯正の対象外となってしまう可能性もあるため、一度医師の診断を受ける必要があります。
診断によって、マウスピース矯正で改善できるのか、ワイヤー矯正など全体の矯正が必要になるのかなどがわかります。また他の矯正では前歯12本が一般的ですが、Zenyum(ゼニュム)では20本が対象となります。そのため、より多くの症例が対象になる点もZenyum(ゼニュム)でマウスピース矯正を始めるメリットです。
Zenyum(ゼニュム)が向いている人
Zenyum(ゼニュム)は、オンライン完結型のマウスピース矯正として、通院回数を最小限に抑えたい人に向いています。専用アプリで治療管理を行うため、デジタルツールに抵抗がない人ほど使いやすい点が特徴です。
部分矯正なら3〜9ヶ月と短期間で改善を目指せるため、自己管理を前向きに続けられる人に適したサービスといえます。
忙しくて頻繁にクリニックに通えない人
Zenyum(ゼニュム)は、検査とマウスピース受け取りを含めて通院回数が2〜4回程度に抑えられるため、忙しくて頻繁にクリニックへ足を運べない人に適しています。治療中は専用アプリで写真提出や進捗管理を行い、チャットで相談できるため、「仕事が立て込んでいても続けやすい」「通院がほとんどなく助かる」といった評価が多く見られます。
従来の矯正治療のように月1回の通院が難しい人でも、リモート中心のサポート体制が継続を後押しし、無理なく矯正を進めやすい点が大きな魅力です。
ちょっとしたズレを短期間で治したい人
前歯の軽いガタつきや、歯並びのわずかなズレをできるだけ短期間で整えたい人には、Zenyumの「Clearプラン」が向いています。最大20本まで対応可能で、治療期間は3〜9ヶ月が目安となるため、「前歯だけを手早く綺麗にしたい」「写真撮影や人前に出る予定までに整えたい」と考える短期志向の人から好評です。
全体矯正と比べて治療範囲を絞れるため、費用を抑えやすい点もメリットといえます。特に、軽度の歯列矯正ならば、見た目の改善を効率よく目指せます。気になる部分に集中して矯正可能なため、時間やコストのバランスを重視する人にも適した選択肢です。
専用アプリを使いこなせる人
Zenyum(ゼニュム)は専用アプリを中心に治療が進むため、スマートフォン操作に抵抗がない人に向いています。アプリ上では、歯並びの写真送信や医師・サポートスタッフとのチャット相談、マウスピース交換時期のリマインダー管理まで完結できます。
その利便性から「スマホ世代に最適」「レスポンスが早くて安心できる」と、デジタルネイティブ層から高い評価を受けています。通院回数が限られる分、日々の進捗確認や指示の把握をアプリで行うことが重要となるため、自己管理ツールを積極的に活用できる人ほど治療がスムーズに進みやすい傾向があります。
日常的にアプリを使いこなし、指示に従って行動できる人は、治療効果を最大限に引き出しやすく、モチベーション維持にもつながります。
Zenyum(ゼニュム)が向いていない人
Zenyumはオンライン完結型の利便性が強みである一方、対面診療が最小限である点や症例に制限があるといったデメリットもあります。本章ではZenyum(ゼニュム)が向いていない人について分かりやすく解説します。
対面の手厚いサポートを希望する人
Zenyumはアプリを中心としたサポート体制が特徴であるため、治療中に歯科医師と頻繁に直接話したい人には不向きと感じられる場合があります。口コミでは「先生の顔が見えず不安」「質問してもスタッフ経由で返答が来るため安心感に欠ける」といった声が多く見受けられます。
通院回数も検査やマウスピース受け取り時など2〜4回に限定されており、毎月細かな調整や状態確認をしてもらいたい人には物足りなさを感じやすいです。
特に噛み合わせの変化や痛みが気になりやすい人ほど、即時に医師と対面で相談できない点がストレスになる傾向があります。そのため、常に歯科医師の管理下で治療を進めたい人や、対面重視で安心感を得たい人は、従来のワイヤー矯正や通院頻度の高いマウスピース矯正を検討しましょう。
複雑な歯並びの人
Zenyumの上位プランであるClear Plus+では、最大45枚のマウスピースを用いた治療が可能で、ある程度の歯列不正まで対応できます。ただし、重度の抜歯が必要な症例や顎の骨格自体に問題がある顎変形症などは対象外となり、「診断で適応外と判断された」「ここでは限界があると言われた」といった失望の口コミも見られます。
治療計画は3Dシミュレーションを基に進行するため、想定外の噛み合わせ変化や歯の動きが起きた場合、柔軟な対応が難しい点も課題です。特に上下の咬合関係が複雑なケースでは、対面で細かな調整を重ねられる専門クリニックの方が安心と感じる人が多い傾向にあります。
そのため、歯並びの乱れが大きい人や外科的処置を伴う可能性がある人には、矯正専門医院での精密診断と治療の方が適しています。
インプラントや差し歯が多い人
インプラントやブリッジ、差し歯が多い人は、Zenyumのマウスピース矯正が向いていないケースが目立ちます。マウスピースは天然歯を前提に少しずつ力を加えて動かす仕組みのため、動かせないインプラントや被せ物が多いと固定力が不十分になりやすく、無料診断の段階で「装着不可」「治療対象外」と判定されやすい傾向があります。
実際の口コミでも、「事前診断で断られて期待外れだった」「時間をかけて相談したのに適応外だった」といった声が散見されます。さらに、人工歯とマウスピースが干渉することで、装着時の違和感や破損リスクが高まる点もデメリットです。
上記のような症例では、歯の状態を直接確認しながら治療計画を立てられる対面型の矯正歯科や、補綴治療に精通した医院の方が安全性と納得感を得やすいでしょう。インプラントや差し歯が多い人ほど、事前の適合確認と治療法選びが重要となります。
Zenyum(ゼニュム)のマウスピース矯正の流れ
Zenyum(ゼニュム)のマウスピース矯正がどのような手順で進むのかを5つのステップに分けて解説します。無料診断から治療開始、アフターサポートまで一連の流れを把握することで、全体像を具体的にイメージしやすくなります。
1.オンラインでの無料診断
Zenyumでは、公式サイトから2〜5分ほどで完了する無料オンライン診断を最初に行います。スマートフォンで歯並びを複数角度から撮影し、専用フォームにアップロードするだけで申し込みが完了するため、クリニックに足を運ぶ必要はありません。
送信された写真をもとに、歯科医師が2〜3営業日以内に症例の適合性を確認し、治療可能な場合は想定されるプラン内容や期間の目安がメールで案内されます。万が一、マウスピース矯正に適さないと診断された場合でも、理由を明示したうえで適切な選択肢が提示されるため安心です。
対象は13歳以上で永久歯が生え揃っている人に限られますが、診断自体は完全無料です。
2.クリニックでの精密検査
無料診断で適合と判断された後は、Zenyum提携クリニックにて精密検査を行います。予約制の初回カウンセリングでは、レントゲン撮影や口腔内の3Dスキャン、噛み合わせや歯の状態確認などを実施し、所要時間はおおよそ1時間です。
検査費用は22,000〜33,000円程度で、金額はクリニックによって異なります。取得したデータはZenyum側に共有され、歯科医師が詳細な治療計画を作成します。この際、患者の希望する歯並びや気になる部分も丁寧にヒアリングされるため、仕上がりイメージを具体化しながら進められる点が特徴です。
3.治療計画の説明
精密検査で取得したレントゲンや3Dスキャンデータをもとに、Zenyumの技術チームが歯の動きを可視化した3Dシミュレーションを作成します。作成には約2〜3週間かかり、完了後は提携クリニックを通じてオンラインで治療計画の説明を受けます。画面上で歯並びがどのように変化していくかを動画で確認できるため、治療後のイメージを具体的に把握できます。
内容に納得できれば、治療期間・プラン・総費用を確認したうえで契約し、治療費の支払いへと進みます。必要に応じてシミュレーションの修正相談も可能です。
4.マウスピース作成
治療計画に同意すると、Zenyumが一人ひとりの歯型データをもとに、段階的に歯を動かす個別設計のマウスピースを製作します。枚数は症例により20〜45枚程度で、精密な3Dプリント技術を用いて作られる点が特徴です。製作期間はおおよそ4週間以内で、完成後は提携クリニックにて受け取りと装着方法の説明を受けます。
同時に専用アプリへ登録することで、装着リマインダーやチャットサポートの利用ができるようになります。
5.治療開始〜完了
治療開始後は、自宅でマウスピースを1日20〜22時間装着し、約10日ごとに次のステップへ交換します。定期的に歯並び写真をアプリから送信し、2〜3ヶ月ごとに遠隔で経過を確認してもらえるため安心です。通院は進捗確認などで2〜4回程度に抑えられ、治療期間は約6〜15ヶ月が目安です。
完了後は後戻り防止のリテーナーへ移行し、必要な微調整(リファインメント)は無料対応となります。
Zenyum(ゼニュム)とインビザラインや他社マウスピースと徹底比較!
Zenyum(ゼニュム)は低価格かつ通院回数を抑えたマウスピース矯正として注目されています。
Oh my teeth、キレイライン、インビザラインと比較すると、軽度症例向け・アプリ管理特化で総額負担が軽い点が特徴です。本章では他社マウスピース矯正と料金や治療内容を比較し、違いを解説します。
【適応症例を比較!】自分の歯並びは対象?
| Zenyum | Oh my teeth | キレイライン | インビザライン | |
|---|---|---|---|---|
| 叢生(ガタガタ歯・八重歯) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 出っ歯 | 〇 | ◯ | ◯ | ◯ |
| 受け口 | △ | △ | ✕ | ✕ |
| すきっ歯 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 開咬 | △ | △ | ✕ | ◯ |
| 深噛み | △ | △ | ✕ | ◯ |
| 重度骨格異常・埋伏歯 | ✕ | ✕ | ✕ | ◯ |
Zenyumは、軽中度の叢生やすきっ歯に強く、前歯の見た目改善を目的とする人に向いています。Oh my teethも対応範囲は近く、軽中度中心の設計です。キレイラインは前歯特化型のため適応が最も限定されます。幅広い症例に対応したい場合は、重度や骨格矯正まで可能なインビザラインが適しています。
【料金を比較!】総額が安いのは?
| プラン料金 | 追加料金 | |
|---|---|---|
| Zenyum | 29.7〜66万円 | 検査2.2〜3.3万円、リテーナー2.7万円 |
| Oh my teeth | 33〜66万円 | リテーナー約1.1万円 |
| キレイライン | 19.8〜46.2万円 | 検査・調整費が都度発生 |
| インビザライン | 20〜100万円 | 検査・調整費が高額になりやすい |
料金体系の明瞭さで比較すると、Zenyumは固定プラン制を採用しており、プラン料金29.7万〜66万円に主要費用が含まれます。追加料金も精密検査とリテーナー程度に抑えられており、総額を事前に把握しやすい点が特徴です。
Oh my teethも価格帯は近いものの、保定装置費用が別途必要です。キレイラインは初期費用が低い一方、回数制のため追加費用がかさみやすく、インビザラインは症例次第で総額が大きく変動します。
【歯型採取方法を比較!】楽に歯型が取れるのは?
| 主な方法 | |
|---|---|
| Zenyum | 提携クリニックで3Dスキャン |
| Oh my teeth | 自宅印象材 or クリニックスキャン |
| キレイライン | 自宅用印象材キット |
| インビザライン | クリニックでiTeroスキャン |
歯型採取の手軽さと精度を重視するなら、Zenyumとインビザラインが優位です。Zenyumは精密検査時に提携クリニックで3Dスキャンを行うため、型取りの不快感が少なく精度も高い点が評価されています。
インビザラインもiTeroによる高精度スキャンが標準です。一方、Oh my teethやキレイラインは自宅で印象材を使う方法が中心となり、通院不要の利便性はあるものの、失敗や再提出のリスクがあります。正確さと安心感を求める場合はクリニックスキャンが向いています。
【提携クリニック数を比較!】通いやすいのは?
| 提携クリニック数 | |
|---|---|
| Zenyum | 約25院程度(主要都市中心) |
| Oh my teeth | 9院(都内中心) |
| キレイライン | 約145院(全国展開) |
| インビザライン | 数千院(全国ほぼ全域) |
マウスピース矯正の通いやすさを考えるうえで提携クリニック数は重要な判断材料です。Zenyumは主要都市を中心に約25院程度の提携クリニックがあり、通院回数を抑えた治療設計を前提にしていますが、地方では選択肢が限られる場合があります。
Oh my teethは導入クリニックが東京・大阪のごく一部に限定され、エリアが狭い点がデメリットです。一方、キレイラインは全国に100院以上の提携があり、地域の選択肢が多く通いやすさが高い傾向にあります。
インビザラインは世界的シェアが高く、日本でも数千院以上に導入されており、ほぼ全域で受診可能という利便性が強みです。各社の提携数を確認し、自分の生活圏に合うサービスを選ぶことが重要です。
【サポート体制を比較!】安心感があるのは?
| サポート体制・内容 | |
|---|---|
| Zenyum | 専用アプリのチャット対応、遠隔モニタリング、24時間リマインダー |
| Oh my teeth | LINEサポート、専任スタッフ対応、動画による装着指導 |
| キレイライン | LINE・電話相談、コールセンター対応 |
| インビザライン | 提携クリニック依存、歯科医師による対面相談 |
マウスピース矯正では治療中の不安をどれだけ早く解消できるかが継続の鍵になります。Zenyumは専用アプリを中心としたサポート体制が特徴で、チャットの返信が早く、写真送信による遠隔チェックや装着リマインダーによって自己管理を支援します。
Oh my teethはLINEを使った相談と専任スタッフのフォローが強みで、デジタルに慣れた利用者から高評価を得ています。キレイラインは電話相談にも対応しており、オンラインが苦手な人でも利用しやすい点が安心材料です。
一方、インビザラインは通院先の歯科医院ごとにサポート品質が異なり、医師と直接相談できる反面、利便性や即時性には差が出やすい傾向にあります。オンライン簡潔型か対面重視かで、安心感の感じ方は大きく変わります。
【通院回数を比較!】少ない通院回数で済むのは?
| 通院回数 | |
|---|---|
| Zenyum | 2〜4回(検査・マウスピース受け取り中心) |
| Oh my teeth | 最低1回(自宅印象材中心で郵送対応) |
| キレイライン | 複数回(交換・調整頻度高め) |
| インビザライン | 複数回(1〜3ヶ月ごとに医師チェック) |
マウスピース矯正は通院回数が少ないほど忙しい人でも続けやすく、継続率に影響します。Zenyumは検査とマウスピース受け取りの2〜4回のみで、以降は専用アプリで遠隔管理できるため、通院負担が大幅に軽減されます。
Oh my teethは自宅で印象材を採取し郵送する方式のため、最低1回の通院で済み、遠方利用者に便利です。キレイラインは交換や調整頻度が多く、複数回の通院が必要で、忙しい人には負担になりやすい点がデメリットです。
インビザラインも1~3カ月ごとの通院が基本で、医師による直接チェックしてもらえるのは大きな安心感を得られるものの、通院回数は多くなります。
Zenyum(ゼニュム)のマウスピース矯正に関するよくある質問
Zenyum(ゼニュム)のマウスピース矯正について、多くの方が疑問に思う内容をまとめました。料金や装着方法、通院頻度、追加費用など、契約前に確認したいポイントをわかりやすく解説していきます。
Zenyum(ゼニュム)には痛みはありますか?
装着直後は歯が動くことで軽い圧迫感や違和感を感じる場合がありますが、通常1〜2日で慣れるケースがほとんどです。痛みが強い場合や長期間続く場合は、アプリで相談可能です。
Zenyumのマウスピースは薄く透明で設計されており、従来ワイヤー矯正に比べて刺激や痛みが少なく、日常生活や仕事にもほとんど影響を与えませんが、個人差がある点には注意が必要です。
装着時間を守らないとどうなりますか?
推奨される装着時間は1日20〜22時間です。これを守らないと歯の移動が計画通りに進まず、治療期間が延びる可能性があります。また、装着不足により痛みが増す場合や、マウスピースが合わなくなるケースもあります。
Zenyumではアプリでリマインダー機能や写真送信による進捗管理があり、自己管理をサポートします。毎日適切な時間装着することで、短期間かつ効率的に歯並びを整えられます。
転勤や引越しをした場合、別のクリニックへ変更できますか?
Zenyumは提携クリニックネットワークを通じて治療を行うため、転勤や引越しで通院が困難になった場合でも、他の提携クリニックに移行可能です。移行手続きはアプリやクリニックで案内され、精密検査データも共有されるため、治療計画の継続に支障はありません。
遠方への引越しや勤務地変更により通院ルートが変わる場合も、アプリ上でサポートスタッフが調整を行い、安心して治療を継続できます。
途中で辞める場合、返金はしてくれますか?
治療途中で解約する場合の返金条件は、契約内容や治療進捗により異なります。未使用マウスピースや未提供サービス分については返金対象となる場合がありますが、既に提供済みのマウスピースや精密検査費用は返金対象外です。
契約前に解約ポリシーを確認することが重要です。Zenyumでは契約内容を明示しており、途中解約の際もトラブルにならないようサポート窓口で案内を受けられます。
Zenyum(ゼニュム)は分割払いは可能ですか?
Zenyumではクレジットカード決済に加え、分割払いも利用可能です。分割回数や金利条件は利用するカード会社により異なりますが、月々の負担を抑えて治療を始められる点がメリットです。
治療費用は固定プラン制で総額が明確なため、分割でも計画的に支払いやすく、費用面での不安を軽減できます。申し込み時に希望の支払い方法をクリニックまたはアプリで選択できます。
まとめ
Zenyum(ゼニュム)は、忙しい現代人に向いた低価格・低通院型のマウスピース矯正です。料金は29.7〜66万円と分かりやすく、通院回数も最小2〜4回に抑えられます。専用アプリによる迅速なサポートや、目立ちにくい装着感も大きな特長です。
オンライン診断から約6週間で治療を始められる点も利便性を高めています。重度症例には不向きな側面がありますが、軽中度の歯並びであればコストと手軽さの両立が期待できます。
自己管理を徹底できる人にとって、短期間で理想の歯並びを目指しやすい選択肢といえるでしょう。

