矯正検査 セファロ

矯正検査ではレントゲンを撮影します。
レントゲン写真にもいくつか種類があります。
その中にセファロと呼ばれるものがあります。
正式には側方頭部X線規格写真といいます。

X線規格写真には側方、正面、斜め正面があります。
よくセファロと呼ばれているものは正確にはラテラルセファロのことです。
規格写真なので撮影条件は決まっています。

セファロを矯正でどのように活用するのか。
まず、セファロを分析する上で計測点をセファロの中に記入します。
近年では、デジタル技術が進んだため、PCで行えるソフトが普及しています。
PCで分析できるソフトがなかったときはセファロを紙にトレースして、紙の上で分析していました。

計測点にも多くの種類があります。
セファロ分析をする上で必要な点をセファロの上に記入します。
この点をもとに骨格、歯の生えている向きなどを分析していきます。
分析方法にも多くのものがあります。
平均的な数値と比較して、分析対象者の状態を把握します。

治療方針を決める判断材料になります。