子供の矯正⑤

口腔習癖

子供の矯正は習慣性の癖と関係があります。これらを口腔習癖といいます。本来、矯正治療が必要でないのに、習癖による外力で歯並びが悪くなってしまうのでは、残念です。
未然に、歯並びが悪くのを防げるのなら、悪い癖を控えるように子供に指導したいところです。歯並びを悪くする癖にも種類があります。指の癖、舌の癖、頬杖やうつ伏せ寝などがあります。それぞれの癖があると歯を押し出したり、顎の位置に変化がもたらされます。
習慣性の癖を子供に意識させて、やめさせるのは難しいものです。場合によっては、補助具を使って習癖の改善をすることもあります。歯並びが悪くなる前に、歯科医院に相談することも大切です。