マウスピース型矯正治療法(インビザライン矯正システム・薬機法外)で開咬は治るの?③開咬をそのままにするリスク

・口の中が乾燥しやすくなる
口を閉じにくいので、口の中が乾燥しやすくなります。
そのため、虫歯や歯周病になりやすいです。
唾液の自浄作用や免疫的抵抗力がなくなるからです。

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・噛みにくい
前歯で噛むことができにくいので、消化にも影響します。

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・発音障害
サ行の発音が難しくなることがあります。
また、舌足らずな発音をすることも多いです。

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・口呼吸になる
唇を閉じにくいので口で呼吸することが多くなります。
いわゆる、口呼吸の状態です。
では、口呼吸になると何がいけないのでしょうか。
口呼吸は鼻呼吸と違い、直接、空気が口から入ります。
鼻呼吸では鼻の粘膜で湿度を持った空気に変えてから肺に空気が入ります。
そのため、喉や肺への負担を減らします。
また、鼻の中はフィルターとしての機能もあるので、外から入ってくる細菌やウィルスを減らすことができます。
風邪やアレルギーに強くなります。
これらのことからも口呼吸に依存すると弊害があることがわかります。